iPhoneとiPod touchの違い

最初のiPod touchを購入する前には、32MBか16MBのいずれにするか価格的な問題から迷っていた。
真剣に比較したわけでもなかったが、携帯電話は買い替えたばかりだったので「iPhoneかiPod touchか？」といった迷いはなかった。しかし、海外旅行や出張を含めてこの数ヶ月使ってみた所、メモリ容量の大小ではなくiPod touchに携帯電話機能が付いていないことのありがたさを実感することが多かった。

というのも、飛行中の携帯電話使用はおろか、常に電源OFFがルールだ。機内に限らず、病院や列車内の優先座席付近など、携帯電話の電源をOFFにすることがルールやマナーにかなう場所は意外と多い。iPhoneにしていたら、電話機能を使わない事は当然だが、音楽もゲームも保存した資料の閲覧すらも出来ない。

一方、iPod touchの場合は離陸後に電子機器の使用が許可されて以降は、音楽やゲームを楽しむことが出来るうえ、鞄に入れて持ち歩いている小型ノートパソコンとも比べようもないほど小さく、手軽に資料閲覧やメールの下書も出来るので大変便利。

そのうえ、海外も含めて空港ラウンジなどではWiFi（無線LAN）を使ってインターネットにアクセス出来る場所も多くメール閲覧に困ることはないし、サファリ・ブラウザを使ってウェブサイト閲覧（操作も）をしてもパケット料金など発生しないので安心だ。

それまで、音楽を聴いたりちょっとしたゲームで時間つぶしに使っていたiPod(80GB)と比べても薄くて軽いのでスーツの胸ポケットにもスッポリと収まる。鞄に入れて持ち歩いているモバイルノートの利用機会が減ってきたことに加え、iPod(80GB)は外付USBストレージになってしまった。

Apple iPod touch 第2世代 32GB MB533J/A

Apple iPod touch 16GB

※Apple iPod touchのサイズ、重量、バッテリー持続時間（6時間）は3タイプともと同じ。高さ: 110mm　幅: 61.8mm　厚さ: 8.5mm　重量: 115g

■iPod touchに比べ厚くて重いので、今後は外付USBストレージとしての活躍が期待されるiPod(80GB)。100Vからの充電器や、パソコンなどとの接続コード類がタッチと共用できるので便利。

アップル iPod 80GB ブラック MA450J/A