十字軍の歴史解釈

アラブが見た十字軍 リブロポート絶版

アラブの視点からすると「侵略者」となる十字軍。西洋史観以外から見た十字軍の真実に迫る本。
アミン・マアルーフ著 翻訳 牟田口義郎・新川雅子
原書名:LES CROISADES VUES PAR LES ARABES リブロポート 1986-04-20出版

◆目次
序章 千年の対立ここに始まる 
1 侵略(フランク来たる;鎧師の裏切り;マアッラの食人種) 
2 占領(トリポリの2千日;ターバンを巻いた抵抗) 
3 反撃(隠謀渦巻くダマスカス;蛮族のなかの一貴紳) 
4 勝利(聖王ヌールッディーン;ナイルめざして;サラディンの涙) 
5 猶予(両雄、相見えず;「公正」と「完全」の時代) 
6 追放(モンゴルのむち;神よ、2度と彼らに足を踏み入れざらしめんことを) 
終章 アラブのコンプレクス