ケントロピーゲ属の混泳

mireina2006-06-25


4cmほどのポッターズ・エンゼルとナンヨウハギに加え、3cmほどのソメワケヤッコの3匹を90cm海水魚水槽に同時投入した。

投入と同時に、ポッターズ・エンゼルとソメワケヤッコが、水槽右の入組んだライブロックの隙間を巡って争奪戦を繰り広げたが、大きさで勝るポッターズ・エンゼルの勝ち。

20kgを投入したライブロックは水槽内全体に渡って岩組みを可能にしている。2匹のケントロピーゲは左右に棲み分けると思ったが、最初の争奪戦に勝利し調子に乗ったポッターズ・エンゼルは水槽全体の岩の隙間を我が物と主張するかのように徘徊を始めた。

岩組みの外に追い出されたソメワケヤッコは、岩の間を徘徊することこそ止めないが、積極的に岩組内部に近寄ることはしなくなった。

図鑑では温和とされることの多いポッターズ・エンゼルも、岩組みの外にいるソメワケを執拗に攻撃することはしないが、出会い頭に威嚇することを忘れてはいないようだ。

2匹のケントロピーゲのどちらからも追い出されたナンヨウハギはライブロックの間に入れてもらえずに岩の外を泳ぐことになった。こちらは、種類が違うことで積極的に追いかけられることもないし、出会い頭に脅かされることもないようだ。

とりあえず、投入初日は大きな混乱や目に余る攻撃もおこらず無難に終わる見込みだ。せっかく立ち上げた水槽なので、いろいろな海水魚を泳がせたいのは人情と言うもの。混泳に詳しい本を熟読して今後の組合せを検討していきたい。

コーラルフィッシュ Vol.4 (エイムック (1139))

コーラルフィッシュ Vol.4 (エイムック (1139))