水槽内の海水魚を撮影するマクロレンズ

ニコンから手振れ防止機能が着いたVR105mmマクロレンズが発売されている。

手持ち撮影で接写ができる?
ひ弱な三脚でも接写ができる?
どちらだろう?

手持ちでマクロ撮影が出来たら便利ではあるが、単眼レンズを買う大きな理由に「少しでも精細(高解像度、小さな手振れや微妙なピンボケもない)写真を写したい。」ということがあるので三脚は必至と考えていた。

カメラによってはボディー側に防振機能が付いた物もあり、当然設備効率は高いが・・・・、どんなものだろうか。


特に、水槽内の海水魚の撮影用途に特化して使えるマクロレンズを検討している。

水槽の中の熱帯魚などを撮影するときのマクロレンズ選定に関して参考にできる資料が少ないこともあり決め手が無い。

一般撮影用のレンズは既に何本か保有していることもあり、少しでも解像度などの向上が期待できる単焦点レンズの中から、標準レンズ系のマクロレンズか、中望遠レンズ系のマクロレンズの2系統からの選択と言うことになる。

水槽のガラス(アクリル)があるので、被写体に近接するにも限界がある。一方で、離れるとガラス面への写り込みも気になる。常に被写体との間にガラスが存在する場合のマクロレンズ選定の明確な根拠は存在しないものだろうか?

また、銀塩に比べ多くのデジタル一眼レフカメラデジイチと略するの?)では画角が変わり、レンズ表示50mmで80mm〜90mm相当、レンズ表示105mmで150mm〜160mm相当に変化するので、同じレンズについての解説や使用レポートであってもカメラによる画角の差が不明確なので混乱の元となっている。

候補に上げたのが次の2本だ。
SIGMA 50/2.8 EX DG MACRO NA 単焦点レンズ 50mm F2.8」をデジタル一眼レフカメラに装着して使用すると85mm相当、「SIGMA 105/2.8 EX DG MACRO NA 単焦点レンズ 105mm F2.8」だと157mm相当の画角を持つマクロレンズとして使用できる。短いワーキングディスタンスが好結果をもたらすか長めの距離が有利か?

シグマ 105mm F2.8 EX DG MACRO ニコン用

シグマ 105mm F2.8 EX DG MACRO ニコン用

キヤノン純正の標準系のマクロレンズは評判も高く価格も手ごろだ。ニコンのVR105mmに10万円近く払うならば、カメラごとキヤノンに買い換えてしまうことも選択肢の一つだ。