ファクタリングはキャッシュフロー経営推進に有効な金融サービス

ファクタリング(factoring)とは、企業が有する売掛債権をファクタリング会社に譲渡して早期に資金化すること。その債権の回収はファクタリング会社が行うため、キャッシュフロー経営の推進に加えてリスクヘッジにも役立つ。
このようにファクタリングは便利な金融サービスと思われるが、その著作は驚くほど少ない。Amazon.co.jpで「ファクタリング」をタイトルむ金融関連の本は10冊もない。次に列記した最初の3冊こそ2000年以降の出版であるが、何と4冊目は1989年の出版となる。つまり1990年代には1冊も出版されていない。新しい金融サービスと謳った著作もあるようだが、ファクタリング契約自体は1400年ごろ英国の貿易関連で用いられたのが最初だとか・・・。この分野の研究が進み考察が深まることを期待している。

売掛債権資金化の新型資金調達法―ファクタリングの導入・活用の手引き

売掛債権資金化の新型資金調達法―ファクタリングの導入・活用の手引き

ファクタリングの実務―売掛債権の資金化による資金調達の革新!

ファクタリングの実務―売掛債権の資金化による資金調達の革新!

債権譲渡特例法の実務

債権譲渡特例法の実務

ファクタリング・ビジネス―情報化産業への展望

ファクタリング・ビジネス―情報化産業への展望