Vista OS の導入

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マイクロソフトの新しいOS、Vistaがインストールされた自作風パソコンを、たまたま通りがかった郊外立地のドスパラで買った。「Windows Aero アエロ」や「Windows フリップ3D」を体感したいことがVistaの導入目的。そのため、高いOSをパッケージ買いして、既存パソコンに苦労しながらインストールするより安価なセットを買った方がお得!(・・・かな?)

■選定
高速エンコードなどに役立つと評判の良いデュアルコアCPUがささり、ミニタワーケースに入った物が欲しかったが、残念ながらその店に即納機はなかった。連休に混雑した秋葉原に出向く元気もないので、搭載されているマザーボードが「Socket AM2」で「デュアル・コアCPU」に対応し、「高速 667MHz DDR2メモリ」を搭載したものであることを確認し、シングル・コアのアスロン(Athlon64 3800+)付きの物で妥協する。現在2万円後半の価格となっているAthlon 64 X2 4600+(TDP 65W)あたりが安くなったら換装する予定。
 
メモリ価格(参考)

また、デュアルモニターに対応し映像出力もアナログモニター(D-sub 15pin)×1、デジタルモニター(DVI-D)×1の2系統を確保している。ちなみに、静音仕様と言うのは静音電源“SILENT KING4”とケースの触り部分にゴム張りを施している程度のことらしい。

いずれにせよ、わざわざアキバに出かけずに済んだ割には安く上がったと思う。
 
■Prime A Lightning MA Windows Vista Home Premium モデル

ここまでセットで ドスパラ特価(税込)75,980円 

支払はクレジットカードだと現金特価とは異なり5%アップ。滅多に使うことのないデビットカードは現金特価と同じ価格。
 

マザーボードの詳細:ASUS M2NPV-MX

マザーボードの詳細はメーカーサイトを参考にしていますのでドスパラ製品と同じとは限りません。
 
■さっそく持ち帰って開梱。幅188mm奥行き420mm高さ368mmのミニタワー内は、コード類もコンパクトに結束され、自作とは違いさすがプロの作業と感心。シャドウベイ5インチに増設ディスク、フロントベイ3.5インチに各種メモリーリーダー&FDD(FDD用のリボンコードはマザーに付属)を取り付ける。この3.5インチベイに内蔵する各種のメモリ・リーダーは、対応メモリーの種類が多い上に3.5インチベイひとつに納まるので愛用している。マザーボードへ直接接続することも簡単なので各種USBコードがパソコンの周りを這い回るのを避けるには最適。FDD不要の場合は接続しなくても動作する。

ドスパラ郊外店の周辺機器お買い物価格

・ハードディスク HDD:Barracuda SATA2 320GB 10,450円
SeaGate Barracuda SATA2 320GB ST3320620AS
※おまけATAコード(20cmほど)
・各種メモリ・リーダー:オウルテック FA404MX 3,980円
 

ST3320620A Barracuda 7200.10

ST3320620A Barracuda 7200.10

しかし、バルクのハードディスクもアマゾンで売られる時代になったことに驚いた。

■作業
増設エリアに束ねられていたコード類の結束バンドを切る必要があった以外は螺子回し程度の作業で簡単。各種ネジもパソコンに付属。ケースが出来上がったので、何台か繋がっている既存XPマシン1台を外して接続。即、電源オン。初期設定はハイ!ハイ!程度で問題なく起動。ネットワーク越しのCANONプリンターもVISTA対応ドライバをインストールすることですぐ稼動。BUFFALOのWebカメラBWC-35H03Bや、Divxプレイヤー(コーデックは対応)などが未対応だった。

■結論
新しいOSに限ってことではないが、何もインストールされていないOSは気分がいいもの。しかし、メモリ1G積んでもガジェットの使用率メーターが50%を超えるのは気分が悪い。やはり増設して2〜3GBにしておくべきだったか?