『西洋中世の秩序と多元性』法律文化社 関西中世史研究会編

ヨーロッパの中世史に関する論文集。内容は多岐に渡るが、範囲を限定したテーマだけに掘下げられ興味深い話題が多い。


目次 1 王権と国制 2 貴族と地方権力 3 都市・環境・生活 4 思想と心性

  • 「13世紀ケムブリッジシァの陪審員」朝治啓三
  • 「15世紀ヘントにおける都市の穀物市場とホスピタール」奥西孝至
  • 「アルペルト・フォン・メッセとティールの商人ギルド」佐藤専次
  • 「フランドル都市の『ブーヴィーヌの戦い』」高橋陽子
  • 「中世スウェーデンの国制 —王国議会の成立をめぐって—」寺村銀一郎
  • ザクセンにおけるヴェルフェンの家門意識」早川良弥
  • 「1002年の王位候補者をめぐって —マイセンのマルクグラーフ・エッケハルト1世の場合—」藤井博文
  • ほか

●この本の重量は730 g

西洋中世の秩序と多元性

西洋中世の秩序と多元性