ヨーロッパ建築史 ISBN:4812298016

専門家ではないので概論で十分と思うが、中世絵画を見るならキリスト教文化、ヨーロッパの名所旧跡巡りをするなら建築史などを読んでから旅に出るのが楽しいと思う。

建築史では「イオニア式だ、ロマネスク様式だ・・・」と、様式や構造が話の中心となることは言うまでもないが、ケン・フォレットの大聖堂ISBN:4797332565では、中世の聖堂建築に一生をささげる建築職人一家の話が中心。建てる側の生活や苦労が偲ばれる内容で大変面白い作品だった。

ヨーロッパ建築史

大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)