Audi A6 アバントの納車
原宿にある「アウディフォーラム東京」まで、新車A6を引取るため旧車A4に乗って出向いた。「アイスバーグビル THE ICEBERG」と名前まで付いた、巨大な氷山の断面をイメージさせる分厚いガラス張りの社屋は、凝ったデザインの多い原宿でも一際目立つ幾何学的なビルだ。1〜2階がアウディの大型ショールーム。その地下にある納車ルームでA6の操作説明を受けた。前車のA4とは違い車載装備が盛り沢山過ぎ、免許を取り立ての娘には理解できないものも多く、意外と時間がかかった。MMIに至っては出来る事の割りにボタン類が多く操作が複雑。その上、DVDプレーヤーを追加るなど改造してもらっのでリモコンも押したりで大変・・。BOSEのスピーカーシステムの音が想像以上に良かったのが救い。
Audi A6 アバントに装着したオプション類
この車は、MMI(マルチメディア インターフェイス)装着車なので、BOSEサウンドシステム・カーナビ・TV・CD・MD・ラジオ・携帯電話のハンズフリーフォンなどのオプションを満載している。そのため、増設するものと言えば、映像配線系のある種の装置やDVDプレーヤー程度である。もっとも、ボーズのスピーカーなどを配線するだけに止めておいてくれたら、もっと大きな液晶や、もっと小さなHDDナビや、もっと多機能なDivx対応のDVD/CDプレイヤー(iPod接続も可能なものが増えている)を簡単に後付けする事ができて良いのだが・・・。
ダッシュボード容積の1/2を占めるMDやCDのみプレーヤーなどは捨ててしまいたかったが、純正オプション類の現状を維持したままパイオニアの六連装DVDプレーヤーを組み込んだ。ETCも最初からこの位置のため、ダッシュボード内には車検書類はおろか薄手のDVDケース1個程度しか入らない状態となった。
Audi A6純正ハンズフリーファオン
A6はNTTドコモのムーバにしか対応していないが、運転席のアームレスト内に携帯電話自体を格納し、MMIを通じステアリングなどに取り付けられたスイッチと液晶TVなどを使って、高音質なハンズフリー通話が可能だ。FOMA対応コードも発売されているが、コンソールの奥から配線を直すと工賃込みで可也の出費になるようだ。また、全てのFOMAに対応しているわけではなく、適合表などに基づき機種を選ばないと無駄な出費となる。ちなみに、LG電子、ノキア、モトローラなど海外メーカーのものには概ね非対応であり、905iでもP905などパナソニックには対応していない機種が多いようだ。下の写真は「安くて海外旅行に便利!」とばかり、非対応であることを知らずに買って1日で解約し痛い目を見た韓国LG電子の製品。口金(コネクター)は車載のものとピッタリ合うのにA6内のコードでは充電すらされなかった。